変な夢。

普通,夢は見ても覚えてないし,目覚めたときに覚えていてもすぐに忘れてしまう。が,今朝見た夢は未だに覚えている,,,

なぜか工場見学に行っていたのである。夢の中で。何の工場かというと,ボート。ボートである。4〜5人ぐらい乗れそうな,川や海に浮かべて使うアレ。オールで漕ぐ。

で,なぜかボート工場に工場見学に行っていたのだが,これがなぜか,工場の監督いわく「エコの時代だから」という理由で,ボロボロのボートの底を張り替えて新しいボートにするという。リサイクルボート。できるんかそんなこと。
見ていると,数人でバリバリとボートの底の部分の板,キールの部分だけを残して綺麗にはぎ取ってしまった。食べ終わった後の焼き魚のように。そして,そこに新たな板を張るのだが,,,

数人で骨組みだけになったボートを抱え上げ,ドラム式洗濯機のデカくなったみたいな機械に,放り込んだのである。ほいっ,と。そしてドラムの反対側から出てきたボートは,なにやら薄い膜のようなものがピッタリと張り付いている。はて,,,?

なんとそれは,牛の腸であるという。つまり,ソーセージを作るように,ボートを腸詰めにしたということなのだ。なんだそりゃ一体。

できたボートの腸詰めは,みんなでうちわでパタパタ扇いでいると,やがて固まって新しいボートとなった。薄い牛の腸でできたボート。最後はなにやらグレーの霧が立ちこめる湖に押し出して,みんなで見送った。グレーの静かな湖を,ゆっくりと沖へ向かって進んでいく腸詰めボート。。

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以上が夢の内容。理解不能。。

なんだか,妙な気分の一日だった。いやはや。

5/11

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忙しい。

なんだか最近,ずっと作業をしている。まったく遊んでいない。やたらと仕事が多い,,,

その理由は,すべてプログラミングにあると言って良いだろう。つまり自分のせいじゃん。

というのも,DropboxとiCloudのせいである。
現在進めているプログラミングのプロジェクトは,「Mac向けのワープロソフトを作ろう」プロジェクトである。ただ,いきなりワープロという手のかかるアプリを書くわけにもいかず,テスト用のアプリで機能ごとにテストし,実装方法が固まった後にワープロソフトに実装している。

で。

少々興味がわいて,開発中のワープロの文書をクラウドを使ってiPhoneなどでも同期できるようにしてみようかと思った次第なのだ。
Dropboxは開発者向けに良くできたSDKを公開しているし,iCloudもAppleによって非常に簡単に実装できるようになっている。ただ,この二つのクラウドサービス,ファイル同期の方法がかなり異なっている。そのせいで両者を同じような使い勝手で実装することが難しそうなのだ。

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Dropboxは,基本的には自分のPCの指定されたフォルダにファイルを置く。すると,Dropboxがファイルの変更を検知して,クラウド上にそのファイルをコピーする。その後,クラウド上のコピーから,同期されるように設定されている各デバイスの指定フォルダにもコピーされる。つまり,ユーザーは直接クラウド上にあるファイルにはアクセスしない。

これが,iCloudはの場合だと,ユーザーはファイル保存時にいきなりiCloud上にファイルを保存することになる。また,ファイルを開く場合にも,いきなりiCloud上のファイルにアクセスする。使用しているデバイスがネットに繋がっていない場合にどうするかは,基本的に開発者が決めることになる。。

両者を同じUIから操作するのは,あまりスマートではない。。

そもそも,両者の設計思想が全然違っているのだ。Dropboxはあくまで既存のファイルベースの管理方法の上で,ファイルの同期をしようとしている。iCloudは,ファイルの概念自体を希薄にしようとしている。

,,,などとしばし沈思黙考するここ最近。うーむ,妙に楽しい。。


5/2

世はゴールデンウィークだが,某大学では「授業実施日」と称して授業を行う。なぜか今年は,ゴールデンウィーク全くなし。いやはや。。

いろいろと溜まった雑用が終わらず,休日がないので貯金することもかなわず。うーむ。

しばらく前から,寝る前の趣味と言えばプログラミングとwikipediaを読むことである。これに最近ではhuluで海外ドラマを見ることも加わったのだが,どれも最近,あまり見ていない。が,とりあえず,これらのマニアの一人として,あまり知られていないこれらの楽しみ方を書いておきたい。

まずは,wikipediaから。
wikipediaと言えばご存じウェブの便利百科事典である。いろいろと読んでいて楽しいのだが,実は,wikipediaにも主張がある。それをいくつか紹介しよう。
wikipedia : wikiって略すな
wikipedia : wikiLeaksとwikipediaは関係ありません
wikipedia : 管理人って呼ぶな

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ちなみに,これ以外でwikipediaで良いと思うのは,「マンハッタン計画」のバロディの項目。


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さて。

そんなこんなで,wikipediaを見ながらプログラミング中。
Tep0502

「Mac用ワープロを作ろう」計画,なかなか時間がとれなくて開発は亀の歩みなのだが,ようやく文書の設定パネルを作り,左にはソースリストを作った。ここに挿入された図表などのサムネイルを表示しようかと思っているのだが,これがやたらと複雑。。。
例えばiTunesなどでも左の列にソースリストが表示されているし,このUIはMacのアプリでよく見るものなのだが,これを実装するのは実はかなり複雑なプログラミングをしなければならない。これがちゃんと表示されるまで,2晩を要したのである。DictionaryにArrayを格納し,そのArrayはDictionaryを格納,さらにそのDictionaryはDictionaryを格納したArrayを持っている。ヤヤコシイ,,,

基本機能では,あとは脚注の表示メソッドを実装すれば,ほぼ完成する。以外に早い時期に完成しそうではあるのだが,これから細かいところの仕上げには相当時間がかかる。しかも,その作業はあまり面白くない。なので,完成はいつになることやら,,,

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そろそろ寝よう。


春らしい晴天の一日。。

ゴールデンウィークも近づく今日この頃。良い天気の一日。

だが,ご存じのように,一部の大学ではゴールデンウィーク中も授業を行う。文科省の「半期に必ず15回授業しなさい」とのお達しのせいなのだが,ある大学では8月まで授業期間を延長したり,ある大学では休日に授業をする形になっている。まったく。

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そんなわけでゴールデンウィークも通常通りの営業中の予定。それに,ゴールデンウィーク中はどこに行っても込んでるし。

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今年度中の完成を目指して進めている「Mac用のワープロソフトを作ろう」プロジェクトだが,どうしてもとれないバグが一つあって,それで少々開発が遅れている。とは言え,バグにウンウン悩みながら手を付けられるところから作業を進めている。昨日の夜,というか今日の未明頃には,設定用のパネルを作っていた。
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バグにウンウン悩んでいたら,気がついたら夜が明けていた。設定パネル作りのような作業は,めんどくさいだけの消化作業なので,作りながらバグの原因を考えていた。バグはNSArrayのイテレータ処理のwhileループの中で起こるのだ。はて何でだろう。。。

今日は1限から営業開始である。。そろそろ頭がぼ〜〜っ。

投稿中の論文についても,修正部分のほとんどにカタはついた。だが,いつも思うのだが,この初投稿から2年程度の審査期間というのは,他の分野でも同じなのだろうか。。いやもちろん,査読付きのジャーナルにしてもピンキリで,2ヶ月で載ったものもあるのはあるんだけども。一応,分野では一番権威のあると言われてる雑誌なのだが,2年なぁ。。

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徹夜がキツイここ数年。あーしんど。

4/26

いかん忙しくなってきた。

・論文のリバイズ
・授業の準備
・6月の学会準備
・その他1
・その他2
・その他3
・Mac向けワープロを開発

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このゴールデンウィークも,久々に写真でも撮りに行こうと思っていたのだが,それもできるかどうか。

いやはや。。何でもOKするもんじゃないな。いやまったく。

桜を撮るのは難しい。

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この季節,道を歩いていると至る所できれいな桜に出くわし,思わず携帯のカメラで撮ってしまうこともしばしばあるだろう。

だが,桜をきれいに撮るのは意外に難しいのだ。

例えば,ものすごくきれいな桜だったとしても,普通に撮れば下のような桜になる。
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これはこれで綺麗だという意見もあるだろうが,正直,写真としてはイマイチ。桜を綺麗に撮るには,それなりの撮り方が必要だ。

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そんなわけで,以下に練習を兼ねて撮ってきたものをアップ。桜以外にもいくつか。
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適当に並べたので,同じ写真の仕上げ違いが混じっているかも。


4/15

日曜日。の,日付が変わってもう月曜日である。
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もう本当に,コンビュータオタクと化しつつあるここ数ヶ月。いまふと手を止めて気づいたのだが,「趣味はプログラミングです」なんてのは,やっぱり少々ヘンなのか。「それ,やってて楽しいの?」と聞かれること数回。。

正直に言おう,楽しいと。

どの辺が楽しいかを説明するならば,①モノを作る楽しみ,であり,②できなかったことができるようになる楽しみ,である。数ヶ月前,威勢良く「Mac向けのワープロソフトを作る」と言ってみたものの,どうやって作るのかほとんど分からなかった。それがいまや,できつつあるのだ。うはは,楽しい。。

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知っている人もいるかも知れないが,自分は一応facebookのアカウントも持っている。これももう1年以上続けている。一応。
とは言え,mixiもそうなのだが,SNSはほとんどまったく使っていない。アカウントを持っているだけである。たまにログインはするが,ツイートしたりすることはまずない。それも実はたいした理由はないのだが,しばしば見かけるツイートの炎上事故や,ブログを続ける上で勉強したことと照らし合わせると,SNSでの発言は肘用に危険に感じるのだ。実際,知り合いのツイート(というか,facebookのウォールの投稿)では,場合によってはヤヤコシイ問題に発展しかねない発言もいくつか見ている。ブログもそうだが,SNSでの発言は本当に慎重になる必要がある。facebookやtwitterは,場合によってはバカ発見器になる。

ちなみに,自分でブログに書くときに気をつけているのは以下のようなことである。

・他人の悪口は書かない。
相手が明らかに悪い場合でも,つい愚痴りたくなるときでも,どんなときでも相手の悪口は絶対に書くべきではない。

・コンプライアンスに関わること。
自分の状況に即して言えば,例えば大学の試験に関する話,その他学生が関係する話など。特に定期試験や入学試験のときに見聞きしたことなどは,それが特に問題になるようなものでもないにせよ,書いてはいけない。あとは,特定の学生についてや,異性の学生に関して。特に何の問題も無い内容でも,一切書くべきではない。

・本当にプライベートなこと。
プライベートに関しても,書くべきではないことは書かない。そして,書くべきではないことは,全く,完全に,一切書かないこと。言葉尻から連想できたり,はっきり書かなくともなんとなく分かるようにも書いてはいけない。書くべきではないことは,たとえ心のどこかに書きたい気持ちがあったとしても,一切書かない。

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このご時世,「コンプライアンス栄えて国滅ぶ」と揶揄されもするが,それでもやはり守るべきものは守らなければならない。要注意,要注意。

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「Mac向けのワープロソフトを作ろう」プロジェクトは,いま脚注の実装が終わろうとしているところである。本文中に脚注が挿入されている場合,1ページごとに何個の脚注があるか数え,数に応じた広さの脚注エリアをページ下部に作る。そしてそこに,個々の脚注文字列を表示する,,,のだが,この処理をpageViewのdrawRect内で行うか,textStorageのdelegate内で行うかで悩んでいる。前者は楽に作れるが,drawRectは頻繁に呼ばれるので処理がかなり重たくなる。対して,後者は実装方法が少々複雑になる,,というか,現状では実現方法が思い浮かばない。が,MVCアーキテクチャから言えば,後者の方法が正しいんだろうな,,,と思いつつ,なにか良い方法はないかとappleのドキュメントを読んでいる。

いかん,そろそろ寝よう。

授業開始。

大学では,今週から授業が始まった。キャンパスには,目をきらきらさせた新入生たちがウロウロしている。

この時期は毎度のことなのだが,キャンパスではどこを歩いても新入生が邪魔だし,昼時はあり得ないほどの込みようで食べられないし,それなりに大変である。しかも,今年は2月〜3月の期間中にあまり準備をしていなかったので,授業の準備も急ピッチで進めている。

基本,授業は目玉となるいくつかのトピックを取り上げ,それを数回にわけて講義している。各回の内容は,参考文献を読み倒し,A4で3〜4枚のレジュメにまとめている。歴史系の科目は,もう30年ほど前からスタンダードとなるようなテキストが出ていない。なので,1冊のテキストを使ってその通りに進めていくことができない。なかなか準備も大変。

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そんな自転車操業のここ数日なのだが,その元凶となったのは,言うまでもなく「Mac用のワープロソフトを作ろう!」プロジェクトである。なんだか,空いてる時間のかなりの部分をこれに費やしていたような,,,

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現在のところ,目標としていた機能の7割程度ができつつある。とりあえず,脚注が挿入でき,自動で番号のつく図表が挿入でき,脚注やリファレンスのスタイルが一発で変更できるワープロ,というのが目標なのだが,その7割近くはできつつある。ただし,まだ細かな仕上げは必要で,それはおそらくかなりの手間がかかる作業となる。iPhone向けのアプリは簡単なのだが,Mac向けのアプリはやるべきことがかなり多い。今日は自宅に帰った後,さっきまで以下のようなコードを書いていた。脚注と図表をカウントし,自動で番号を振り直すメソッドの一部である。
Code1

これが意外と複雑になってしまって,十分な速度が出るか検証しなければならない。Do while文の中でif分岐し,その中でforループさせてその中でswitch分岐がある。番号を振り直すだけなのに,まー面倒なこと。。
ちなみに最近のobjective-Cでは,イテレータにブロックを使うのだが,いろいろと問題があって今回は古典的なforループを使っている。最新技術も一長一短。

,,,が,こうして先ほど書き上げたメソッドなのだが,バグがある。本文中に挿入されている脚注の数を数えて,次に挿入される脚注番号を決めるのだが,なぜか次の脚注番号,正しい数の6倍の数が出力される。はて,なぜに6倍,,,脚注1の次が,脚注12になっているじゃないか。はてさて。


。。。


が,そろそろこんなことをしている場合ではなくなってきた。本業に戻ろうと思う。


新年度。

今年も始まった新年度。その始まりは,嵐の到来であった。

ご存じの通り,昨日は大型台風並みの低気圧が関西地方を通過した。そして,おりしもその日は某大学の入学式。さらに,入学式は暴風警報が発令されても中止にならない。

13時開始の式の前,空はまだ平和だった。雨も降らず,少し曇っている程度。開始1時間前には続々と新入生・その保護者が集まり,会場周辺はいかにも新年度な雰囲気に包まれる。ウロウロしていると,2回ほどカメラのシャッターを頼まれた。式の立て看板の前で,ご家族一同をシャッターに納める。何なら,一眼レフ持ち出して良い感じに撮りまっせ,,,とは言わなかったが。

式が始まる。約30分の式も終わろうとする頃,急に会場の天井にもの凄い雨が落下する音が響き始めた。とどろく雷鳴。ゴゴゴゴ,,という風の唸り。

体育館での式が終わった後,学部ごとに場所を変えてオリエンテーションがある。そのため,新入生を誘導して外を移動せねばならないのだが,外を見て愕然。真横に豪雨が流れていた。暴風で。

この中を移動するの?マジで?と思いつつ,学生を連れて予定されていた体育館出口につくと,その出口は暴風でドアがものすごい勢いでバッタンバッタンするので閉鎖されていた。とても人力でどうにかなるレベルじゃないらしい。急遽,保護者用の出口に回るが,外はまるで横倒しにした滝壺のような豪雨。みなそこで足が止まり,2000人あまりの学生がいる会場は大混乱。

しかも,学生の誘導のために経路に立っているはずの人たちが,軒並み傘を折られて撤退してきている。テレビの罰ゲームかと思うようなズブぬれ姿に思わず笑ってしまったが,「あっちの出口が封鎖されてて,,,」なんて言っていると,「そんなこと言ってる状況じゃないよ!!」と怒られた。

結局,学生課の職員さんが豪雨の中,カッパ姿で走り回ってくれたおかげで,新入生の移動は,ルートを変えてなんとか完了。初々しいスーツ姿の新入生たちは,職員ほどのズブ濡れになることは何とか回避し,オリエンテーションは予定から30分押しで始まったのだった。めでたしめでたし。

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いやはや。そんなこんなで,高くついたスーツのクリーニング代であった。

日本型採用システムと非日本型採用システム。

さて。年度末である。たまにはまじめな話も書いておこう。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32175

よく見る雑誌サイトの一つ,講談社の「現代ビジネス」。ダイヤモンドや東洋経済に比べると週刊誌っぽいサイトだが,ぼちぼち見ている。その中の連載「シュツットガルト通信」。経済記事というよりは,ドイツ在住の筆者の日々日想を綴った記事である。

今回は,ドイツと日本の就職活動について書かれていた。ドイツと日本というか,日本とそれ以外と言った方が良いと思う就職活動。簡単に記事をまとめると,,,

・ドイツの就職活動は,基本的にインターンの経験とその時のインターン先での査定で決まる。
・採用は,基本的に通年。学生はこまめに企業のHPでインターンや正社員の採用情報をチェックして,随時応募する。
・インターンは非常に重視され,期間は6ヶ月程度。どの企業でインターンしたのかもキャリアとなる。
・正社員としての採用に年齢は関係なく,そのためドイツの大学生は何年もインターンを重ねる傾向がある。24,25才ぐらいでは就職しない学生の方が多いらしい。

ここで筆者はウチの娘も24なのにまたインターンに行き始めた。いつ就職するんだ,と嘆く。が,一方で22才で就職する日本の採用システムについても一言。いわく,

・日本の学生き子供っぽい。
・就職活動の面接で,個性をアピールするためにタンゴを踊ったりするらしい。アホじゃないか。
・日本の企業は一体どんな学生を採用したいのか。そな面接でなにが分かるんだ。
・日本の学生は,語学力と迫力に欠ける

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基本的には当たっていると思うが。

新卒一括採用という制度は日本独自のものである。上の記事の筆者は「企業はいったいどんな学生を採用したいのか」と疑問を呈しているが,これは実ははっきりしている。

日本以外の国の採用の場合,企業は必要な仕事ができるスキルを持った人材を採用する。これは至極当然なこと。だが,日本の場合はスキルは後で社内教育する。欲しい人材は,地頭の良い人材である。

日本の大学入試が,いまほど推薦やAO入試によってぐちゃぐちゃになっていなかった時代には,大学は基本的に人材の選別機関だった。なので,企業は優良企業から順番に,「うちは早慶から10人,MARCHから50人,それ以外から30人」といったように,大学枠で人数を決めて採用していた。ただし,これが機能するためには,すべての企業が同時に採用を行う必要がある。ある企業だけが先に採用するとそちらに良い人材を採られて,他の優良企業の大学枠が維持できない。そのため,新卒一括採用は企業の採用時期を揃え,人材の選抜を機能させるのに必要な制度だった。

一方,日本以外の国の場合,採用は常に「いま会社に必要なスキルを持つ人材を採用する」というスタンスである。なので,学歴による選抜と言うよりは,実戦的スキルが重要であり,その育成のためにはある程度のインターン経験とその評価のためにインターンでの査定が必要となる。また,企業の求めるスキルはそれぞれ異なるため,採用時期を統一して学生を優良企業から採っていくという調整も必要ない。

この二つの異なるシステムのうち,日本型のシステムは,近年,企業の内部教育のための余力がなくなっていること,大学入試の制度が多様化し,大学が人材選別機関としての役割を果たさなくなってきたことが問題となり,うまく機能しなくなってきている。これは確かに問題なのだが,だからと言って非日本型へ転換できるかというと,それはそう簡単ではないだろう。

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東大が旗振り役となって大学の秋入学が議論されている。この議論には,いくつか狙いがある。それは端的に言うと,

・欧米と同じ秋から学期が始まるようにすることで,留学生が来やすくなる
・同様に,最近内向きと言われる日本人学生も留学しやすくなる

という二点だと言えるだろう。「秋入学も春入学も,両方やればいいじゃん」と思いがちだが,日本人学生を海外ら留学させるという意味では,日本人も秋入学にする必要がある。なので,海外からの留学雷も,日本人学生も両方とも秋入学にすべし,,,ということなのだが,これは日本型採用システムの中でどのように機能するのだろうか。

東大を始めとしていくつかの大学が秋入学にすれば,当然,3月卒業と9月卒業が入り乱れ,新卒一括採用は崩壊する。これは,崩壊しつつある新卒一括採用システムに最後の一撃となるのではないだろうか。この時点で,学生には実戦的スキルを養成する仕組みないままであり,学生は「子供っぽい」まま22才で放り出され,かつ実戦的スキルを要求されることになる。

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大学が,営業や名刺交換を教えるのだろうか。

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そんなこんなを考える,年度末。いやはや。

«ショーペンハウアー。

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